製作工程

「素材の準備編」

1.素材となる純銀の線です。
細いものでは直径 0.2ミリの線を使います。




2.線を2〜3本 しっかりと撚り合わせます。





3.撚り合わせた線は丸くなっていますが、
ローラーを通して平にします。





「作品の製作編」

4.作品の外形となる枠を作ります。





5.パーツを作ります。
パーツの形や組み方は様々で、
無限の可能性があります。







 
6.枠の中にパーツを組み込みます。





 7.ロウ付けします。
線が細くなれば細くなるほど、
火炎の熱で溶けやすくなり、
作業が難しくなります。





8.磨き作業です。
手磨きすることによって、銀が硬く引き締まり、
輝きを発するようになります。




9.完成です。
純銀の白さと磨いた輝きのコントラストを
活かした仕上げは、
秋田銀線細工の特徴的な仕上げ法です。




他にも仕上げ法には複数あり、
 作品に合わせて様々な表情を作り出します。